やはり俺の人生は間違っている

37歳独身男のブログ。孤独のグルメ、独り酒場放浪記など

驚愕の中華

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最近思うこととして、好きなラーメン屋
はあっても好きな中華料理屋という
ものはなかったりする。

餃子やチャーハンが家で作るものより
は美味いことは認めるのだが、
好き好んで中華料理屋へ行くことはなかったりする。


先日、上司から佐伯区にある或る店に
行ったことはあるか?と聞かれた。
この店がある場所は、正直に言えば、
店舗がやたらいれかわったりすること
が多かったので、どうせ在り来たり
の店だろう、と思っていた。


この年末、久しぶりに時間ができたand
家で食った昼食が酷かったので
偵察がてら、この店に行ってみた。


入口に


謎の壺


そして


武将が描かれた屏風


いったい何だこの店は!そして、
中華料理屋の入口にやたら壺が
あるのは何故?

と思いながら入店。昼のメニューを
見ると


昼定食  1500円
麻婆豆腐定 1000円
名物 担々麺定食 1000円
汁なし担々麺定食 1000円


たしか、もっと定食があった気がするが
こんな感じだった気がする。
たしか、オール千円強だったかな。


店員さんに、席まで案内してもらい
昼定食を注文すると、

辛子と昆布

を渡された。


辛子はおそらく点心に使うのだろうが


昆布


は何に使うのだ!

その日の昼定食は

前菜 イカの酢の物

副菜 青椒肉絲

ライス

主菜 オコゼのピリ辛煮

点心 トウモロコシの焼売

デザート ココナッツを塗した餡団子

だったかな。
まあ、初見の店なので、オススメ
から行ってみますか。1500円強は
若干高めの気がするが。

前菜はまあ、左程感動がなかったの
だが、青椒肉絲が凄かった。

なぜか知らんが火加減がパーペキ。
味も薄味でグッド。薄味にも関わらず
旨味を完璧に引き出していた。

青椒肉絲って、簡単なようにみえて
意外と難しい。大抵の店では炒めすぎ
だったり、火がたりなかったりするの
だが、この店の青椒肉絲はパーペキ
だった。

そして、オコゼのピリ辛煮。
牡蠣、冬瓜そしてオコゼを煮込んだ
ものだが、これも凄かった。
見た目アッサリなのだが、辛味が
しっかりしており、何故か箸が
止まらなく、ぐんぐん進む。

正直、これをどう表現すれば良いか
わからんが、箸が進むのだ。

後で、店員さんに

「辛かったでしょ」

といわれたが、箸が進む辛さ。
旨辛いかな。

デザートの餡団子も、ほんのり暖かく、
久しぶりの凄い中華料理屋に出会った
気がする。

っていうか、今までこの店に気づかな
かったのかよ!という己の情けなさを
今一度感じた店でした。